葬儀
公開日:2020-07-28 19:56
目次
葬儀
・そもそもなぜお葬式をするか
人は誰もが人生の最期の時を迎え、お別れの時がやってきます。そんな時、周りの家族や近しい親族、友人達、今までお世話になった方々が別れがやってきたことを理解して、送り出すために、お葬式を開きます。
お葬式にはどのような意味があるのでしょう。
お葬式のことを葬儀と呼んだりお葬式と読んだりします。葬儀には亡くなった人を弔ったり偲ぶための宗教的な意味があるとされております。また、お葬式を開いて葬儀場に会葬にきた関係のあった方々が、祭壇に飾られた故人の遺影を目にして、仏式の場合焼香をしたり、手を合わせたりと儀式に沿った作法を行うことにより、ああこの人とここでお別れの時が来たのだなと理解します。そんな周りの家族や友人、近くに住んでいた近所の人や仕事関係の方々が心の中で、故人とのお別れの時がやってきたと理解して、区切りをつける意味合いも含まれております。
・末後の水
ご臨終の後最初にすることは末後(まつご)の水です。末後の水にはあの世でのどの渇きに困らないように故人の唇を潤す習わしです。または死に水とも呼びます。
作法としてはお茶碗に水を入れて、箸などの先にガーゼや布、脱脂綿などに水をしみこませて故人の口元に優しくあてます。
順序は故人との関係が近しい方から行います。
この儀式は葬儀社の納棺の儀式の際にあらためて行うことがあります。その際に最近ではお酒が好きだった方はビールや好きだったお酒を水の代わりに使うこともあります。